YouTubeの今後を考えてみた。2018年2月20日からYouTubeパートナープログラムの参加条件が変更に。YouTubeに動画を投稿するクリエイターはより一層プロ意識が求められる?




2018年1月16日、YouTubeはYouTube上で動画を投稿するクリエイターが、動画内で表示される広告からの収益を受け取ることができるようになる「YouTubeパートナープログラム」への参加基準を変更すると発表しました。
“ユーチューバー”はこの「YouTubeパートナープログラム」によって自身の動画を収益化しているわけですが、今回の変更で結果的にはその参加基準が厳しくなります。

私自身、2018年はVLOGに挑戦してみたいとこのブログでも言ってましたが、今回の変更を聞いて「あー、そうか」と納得してるものの、正直「厳しいな~」とも思っています。

とはいえYouTubeに対して「嫌だ!」とも「ダメ!」とも言えないので(笑)、納得するしかない。
ということで今回の変更点を踏まえ、私なりに考えてみたYouTubeとクリエイター(ユーチューバー)の今後について書いてみようと思います。

チャンネル登録者数と動画の総再生時間が参加条件に

YuTubeでは2017年4月にもルールを設けており、”チャンネル内の動画再生回数が1万回に満たない場合”は広告が表示されないようになりました。
しかし今回はそれが変更され、以下2点が基準となります。

・過去12か月でYouTubeチャンネル上にある動画の総再生時間が4000時間以上であること
・チャンネル登録者数が1000人以上であること

わりと厳しいでしょ?笑

最低12か月は収益化できないけど

今回の変更で明らかにわかるのは最低12か月間は収益化できないということ。
ただしこれがチャンネル開設時から12か月なのか動画の初投稿日から12か月なのかは不明。

後者なら練習も兼ねて早めにチャンネル開設をしておけば12か月の制限は緩和できるけど、そんな急に増やせるかも疑問だな。
それに私の場合、収益がどうこう以前にVLOGや動画制作をやりたいというのが根底にあるのでやりますけど。
もちろんそれで収益化ができれば良いに決まってるしその努力はするつもりだけど、まずは動画クリエイトするのに注力したい。

YouTubeが目指してるのは世界規模の放送局!?

最近のYouTubeの方向性を見ていて感じるのは、「世界規模で誰もが簡単に作成できる放送局」を目指してるのかな~と。
というのも元々YouTubeが世間に出だした頃(YouTubeのサービス開始は2005年~)は単なる動画投稿サイトで、視聴者側からすれば「無料で動画を観られるサイト」でした。
なので著作権があるにも関わらずアーティストのミュージックビデオやテレビで放送されたものがそのまま放送されたりしていましたよね(テレビ放送の投稿は今でも見かけますが)
そのため今ではレコード会社などが公式チャンネルを開設して自社で制作したミュージックビデオを配信していたり”VEVO”のようにレーベル数社で立ち上げて公式配信しているチャンネルが存在しています。

そしてそれらからわかるように現在YouTubeは著作権に準拠した運用に力を注いでいると同時に、社会的モラルの推進にも注力しているように見受けられます。
著作権違反をしている場合はパートナープログラムの停止もありえますからね。
すなわちYouTubeは動画クリエイターが適正な運用基準に則って発信できるサイトにしようとしているのではないかと感じました。

参入障壁を高くして適正化ができるかも

今回の「YouTubeパートナープログラム」の変更で結果的には参入障壁は高くなりました。
でもこれは同時に努力しているクリエイターには適正に収益化がはかれるようにもなっているのではないかと思います。(動画のクオリティ云々というよりも前述したように著作権違反またはそれになりかねない動画を配信して収益化している配信者が適正とは言えないという意味)
それに今回のように参入障壁を高くすれば”楽して収益化”が簡単にできなくなるので一定の効果もあると感じています。

結論:動画クリエイターに求められるのはしっかりとしたプロ意識

「まだユーチューバーになってない奴が何を言ってる」ってつっこまれそうですが(笑)、正直今回の変更にはびっくりしました。
でも方向性としては適法そして社会的モラルの厳守をしっかりやっていこうということだろうと思います。
またそれは真面目にやっているクリエイターを守ることでもあると感じます。

ではこれからYouTubeに動画を投稿する人間に何が求められるのかというと、それはプロ意識ではないでしょうか。
これからYouTubeは単なる動画投稿サイトではなく、世界中のプロクリエイターが集まる大きなコミュニティになると思います。
プロであるからこそ自分が制作した動画に思いと責任を乗せて羽ばたかせることが大切。
逆に考えれば誰でも志があればプロになれる。
素敵な世界だと思います。

まだ動画制作を始めてもないけど、ぜったいやってやろうと思います!








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